Word2016の中には、インサイトという新機能があります。使ってみると、記事作成を行うWebライターに助かる機能ではないかな? と思いましたので共有しますね。Office365を契約している方は様子見中かもしれませんが、これを機会にアップデートしても良いかもしれません。
待望のWord2016! 新機能が良い感じ
ライターにとってWordは頼れる相棒。そして常に一緒にいる戦友。そんなイメージもあるのではないでしょうか? かくいう筆者も、この仕事をはじめてからWordを見ない日はない、といった感じです。そしてこの数年は、Office365を契約したおかげで常に最新バージョンのWordを使えているのですが、久々のメジャーアップデートがありました。
その中で気になった新機能の中に、インサイトというものがあります。これまでわざわざ言葉の意味を調べる際、ブラウザを使っていたという方にはかなり便利な機能なので、ぜひ使ってみてください。
スマート検索をすると右側に見慣れぬ領域が展開
文章を書いている時に「あれ? この言葉ってどんな風に使うんだっけ?」と忘れてしまうことはありませんか?そんな時にはその言葉を選択し、右クリック。表れるメニューの中から「スマート検索」をクリックしてみましょう。
すると、上記のように右側に「インサイト」と呼ばれる領域が表示されます。そして、その言葉の検索結果が表示される、という仕組みのようです。ただし、本文は3行程度しか表示されませんので、より詳しく内容を読みたい場合には青字のページタイトルをクリックしなくてはいけません。
Windows10の場合は、新たにビルトインされた「Spartan」(現・Edge)が開き、Wikipediaのページが表示されました。ここまでくると以前の手順と変わりないのですが、直接Wordから開けるというのはなかなか便利だと思います。
スマート検索(インサイト)の使い道
以前のWord2013にも、「Bing検索」といった機能が右クリックメニューの中にはありました。確かにこれでも、今回の新機能「スマート検索(インサイト)」と同じようなことがはきるのですが、Wordを閉じずに冒頭の文章を読める、というところがなかなか気に入っています。
たとえば、「SEO」という言葉はなんの略だっけ? といった簡単な疑問であれば、スマート検索とインサイトを利用することによって簡単に調べられますよね? わざわざブラウザで確認しにいく、という手間が省けます。
ちなみに、筆者の場合にはブラウザを開いていると、やれFacebookやらYahoo!ニュースやらをチェックしたくなるクセがあるので、Word内で完結できるのは結構ありがたいです。またひとつ、Wordが手放せないツールとなってしまいまいた。
まだWord2013を使っている人は、仕事上必須ではない限りアップデートしてしまってもよいかもしれません。デザインもすっきりしていて、集中してライティングをするのにオススメですよ。