日々著作権を無視して画像をブログやらサイトやらに好き勝手アップしている皆さんこんにちは!
もちろん知っていると思うけど、世の中には法律というものがあって、著作権で保護されている画像をサイトに無許可でアップするのはイケナイことだよ! しかし……
「どうしても記事に面白画像を埋め込みたいんだ!」
そんな情熱を持って、違法なことをしている人も少なくないよね! クドいかもしれないけどイケナイことだよ!
でも、そんな悩みも今日でおしまい。
「マンガルー」を使えばね。
マンガ画像が著作権を気にせず自由に使える「マンガルー」

https://www.mangaloo.jp
この「マンガルー」は、マンガ配信サイトと提携することで著作権問題をクリアーしつつ、画像を利用する人も漫画家さんも版元も、みんながwin-winになる仕組みのサービスです。「何言ってるかわからない」という方のために、実際の例を以下でご紹介しましょう。
はい。みんな大好きカイジの一コマです。
どうでしょう? 普通に考えると、福本先生に無許可で、しかもまったく関係ない形で画像を引用・転載しているわけですから、罪に問われても仕方ありません。場合によっては焼き土下座ですよ。しかし……
いいんです! これ、著作権違反になりません!
試しに、マウスを画像に合わせてみてください。すると、「Kobo」「Kindle」「e-Book japan」へのリンクが出るのが分かるでしょうか? 察しの良い方であればもうお気づきでしょう。つまり、この画像というのはすべて広告として機能しているのですね。おそらくではありますが、「マンガルー」と版元さんとの間で売上促進のためという目的が合致し、このサービスが成立したのでしょう。
とりあえず、この動画を見ればおおまかな概要はつかめるはずなので、今すぐチェックしてみて!
「マンガルー」の使い方
「これはスゴイ! 使ってみたい!」
そんな風に思ったあなたに、簡単な使い方を紹介しますね。
まずはアカウント登録
とりあえずはアカウント登録のために「マンガルー」のサイトにアクセスします。
ちなみに注意点としては、どのサイトにマンガ画像を掲載するかというのが審査されるようなので、事前に使用予定のサイトは決めておきましょう。ちなみに、SNSで使うこともできますので、ホームページを持っていない人でもOK。
サイトにアクセスしたら、トップイメージの下に「メールアドレスを入力してください。」という丁寧な案内があるので、きちんと自分のメアドを入力しましょう。捨てアドとかはやめましょう。先方のサーバーの負担を増やすだけですからね。冷やかしお断りですよ。
メールアドレスを入力したら次は「マンガルーを利用開始」をクリック。すると、さらに詳細な情報を入力する画面が表れるので、ここも正直に入力してください。ウソをついても、承認が下りないだけなので意味ありません。交差点で100円拾ったらすぐに交番に届けるような気持ちで臨んでください。

https://www.mangaloo.jp
送った内容が株式会社ムーヤンのマンガルー担当さんから承認されたら、以下のようなメールが来ます。その後は、ログインパスワード等を決めれば登録完了。晴れて画像が使えるようになりますよ!
画像の使い方
「マンガルー」では、自分の好きなマンガの好きなページのコマを切り抜いて使う、ということができます。

http://mangaloo.jp/
ただ、ちょっとこれ手間だったりもするので、もっと手軽に使える方法を今回はご紹介しますね。
ログイン
まずは「マンガルー」にログインしてください。トップページの右上にボタンがあります。
コマをさがす
ログイン後、「コマをさがす」というバナーをクリック。すると、すでに有象無象のブロガーやらTwitter民やらが切り抜いたコマが表示されます。この中から直感で選んでもいいですし、検索をかけて使えそうなコマをチョイスしてもOKです。

http://mangaloo.jp/
埋め込みコード取得
コマを選ぶと埋め込みコードの取得画面が出ます。大きさとか配置とかを選べるので、自分のサイトに合わせて選択しましょう。ちなみに、SNSを登録済みの方ならそのままツイートやシェアもできます。自分のセンスの良さをフォロワーどもに見せつけるには最高のツールですね。自己責任でどうぞ。

http://mangaloo.jp/
ちなみに、HTMLに明るい人だったらすぐ分かると思いますが、取得したコードは後から改変できます。
<iframe width=”100%” height=”143″ src=”https://c.mangaloo.jp/embed/○○○○○○/○○○○○○/○○○○○○?align=left&width=300″ frameborder=”0″></iframe>
上記の「width」が幅、「height」が高さ、「align」が配置ですね。貼り付けた後で、「やば、左寄せじゃなくて中央寄せにしたかったのに」と後悔しても、いくらでもやり直し可能です。そう、まるで人生のように。
著作権をなめるな
というわけで、今回は著作権を気にせずに楽しくマンガ画像を使える至高のサービス「マンガルー」をご紹介しました。素晴らしいサービスなので、ぜひたくさんの人に使ってもらい、それによってマンガ業界の発展にもつながるといいですね。
ちなみに、「こんな面倒なことせずに、Google画像検索で好きな漫画のコマ引っこ抜いてくればいいじゃん」と思う方もいるかもしれません。クドいかもしれませんが、それはイケナイことだよ!
著作権が守られているからこそ、マンガだけでなくさまざまなクリエイティブは収益をあげられるわけだし、それによって僕らも楽しい生活を送れているわけです。これが侵害されるのを見過ごすような世の中になってしまうと、クリエイターという人たちはいなくなってしまうかもしれません。
もちろん、佐藤秀峰先生のように、著作権以外のところでマネタイズができる仕組みを持っていれば話は別ですが、多くのマンガ家さんやその他のクリエイターさんの場合、そうはいきませんからね。利用者のモラルというのが求められるわけです。
弊社も、記事作成代行業を営む者として著作権についてはいろいろと気を遣っています。クライアントさんに迷惑がかかるというのはもちろん、それは自分たちの首を絞めることにもつながりますので……。そのため、著作権的にNGなご依頼があった場合には、別の方法をご提案するか、お断りするかといった対応になります。
楽しく健全なインターネッツがこれからも続くように。「マンガルー」のような、関わる人すべてがwin-winになれるようなサービスがどうか続いて欲しいと願っています。