役に立たないライフハック

【コラム】自分にとって「仕事しやすい環境」を作るには?

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いろいろな事情から、一ヶ月半ほど前に地元の北海道に引っ越してきました。

2020年には弊社も働き方の大きな変化を余儀なくされましが、私の埼玉での住環境はテレワークを想定したものではありませんでした。程なくして北海道に帰ってくる選択肢が出てきたため、テレワーク用の体制を整えるのも難しかったのです。しかし、6月中頃に引っ越しが終わり、ようやく環境づくりに着手できるようになりました。

今回は、私がどのように自分の仕事環境を構築してきたのかお伝えします。すべての方に当てはまるわけではないと思いますが、テレワークの環境づくりに悩んでいる方にとって参考になれば幸いです。

「仕事の部屋」を作るつもりはない

テレワークの環境づくりは現段階でほぼほぼ終わっていると思っています。

デスクやチェアに選んだのは、IKEAのゲーミング家具ライン。

UTESPELARE ウーテスペラレ / MATCHSPEL マッチスペル

IKEAがゲーミングブランドのROGとコラボしたシリーズとして注目されています。2021年4月29日の発売以降、人気で品薄になっていることが多く、かつ北海道(北海道にはIKEAの店舗がない)という問題もありました。しかし、コストを踏まえて後悔する買い物にはならないという確信があったため、決断しました。

子どものころからゲーマーである私ですが、年齢とともに無理のある体勢でゲームを続けることができなくなってきています。結局、机に向かって、椅子に座ってゲームをするのが一番楽です。

実を言うと、テレワーク用に家具を選んだという意識はまったくありません。「趣味で使える過ごしやすい部屋を作ろう」という目的が中心です。とはいえ、ゲーミング家具って、キーマウ操作中心のゲームを想定して作られているので、テレワークの仕事にも合っていると思います(自分はFPSやりませんが)。

何部屋もあるような住居で仕事と趣味の空間を分けられるならまだしも、私のように寝る・遊ぶ・仕事するといった複数の目的を一部屋で満たさなければならないとき、仕事中心で部屋を作るのは、後々結構厳しくなってくるのではないかな、と思います。テレワークをしている多くの方にとってそうだと思いますが、家での作業でもストレスはたまるし、疲れる。特に家から出ることが難しくなった今だからこそ、仕事でパフォーマンスが出る部屋よりも、仕事以外でストレスがたまらず、潰れずに仕事ができる部屋が必要なのではないかと考えました。

というわけで、テレワーク用の部屋を作ろうとしている人に対する私からの最初のアドバイスは「仕事用の部屋を作るな」ということになります。もちろん、私の場合は趣味のひとつがデスクとチェアでできるものだったという点では幸運ですが、いずれにしても仕事なんて脇に置いて部屋づくりを考えてみることをおすすめします。

環境づくりは生活づくり

家具を揃えればテレワーク環境が整うのかというと、そんなことはない気がしています。

出勤の移動がなくなれば、仕事のスイッチが入らなくなるのもうなずける話です。単純に毎日の運動量が減れば、消費カロリーが減り、運動不足になります。適度な疲労が得られなければ夜眠れず、睡眠不足になるかもしれません。

何が言いたいのかというと、テレワークってやっぱり慢性的に不健康になりがちだということです。少しずつだったとしても体を蝕む生活は、いつかは続けられなくなると考えています。パフォーマンスがどうこうという前に、健康を害してしまう恐れがあるのです。

引っ越し以降、食事・運動・睡眠など生活習慣にもかなり気を使うようになりました。言ってみれば、生活づくりもテレワーク用の環境づくりだと思います。

自由な働き方が売りのテレワーク。例にもれず弊社もかなりフレキシブルな働き方を採用していますが、個人的には生活のルーティーンを作るのが得意なタイプであり、あまり気分や予定によって働き方を変えるのは好みません。仕事を一番に考えているわけではありませんが、結果的に現在の生活は、自分に合ったテレワークをしやすい設計になっていると思います。

買ってよかったものリスト

新生活で購入してよかったアイテムをピックアップして紹介します。本記事をここまで読んでいただければわかるかもしれませんが、仕事に直結するものはあまりありません。有益なものだと確信があればじゃんじゃん購入しているため引っ越し前後で20~30万円消費していますが、すでに生活の中心になっているものも多く、今後も後悔はしないと考えられます。

Fit Boxing2

フィットネスゲームの代名詞的存在となった「リングフィットアドベンチャー(RFA)」に対しやや知名度で劣る感がありますが、こちらはJoy-Conしか使わないためDL販売でも買えるというメリットがあります。また、「RFA」が筋トレが多いのに対し(持ってないからわかんないけど)、こちらは有酸素運動中心です。

Switch自体はモンハンに合わせて買いましたが、ほかに夢中になれるタイトルがなく、現状はこの「Fit Boxing2」が一番プレイ時間が長いタイトルになっています。長い期間プレイしているとあまり負荷を感じなくなってきましたが、それでも自宅でのカロリー消費を支えている存在と言って間違いありません。

私はゲーミングモニターのため問題ありませんが、音ゲーの側面もあるため一般的なテレビ出力だと遅延できついと思います。あと、発汗量が異常になるため部屋中びちゃびちゃになるのが難点です。

Apple Watch Series 6

スマートウォッチは数世代前のものを持っていましたが、iPhone使ってますし、リプレイスするならApple Watchが無難だろうということで購入。秋にSeries 7の噂があることは、調べておけばよかったかと思いますが……。

テレワークでスマートウォッチって意味ないと考える方が多いかもしれませんが、逆にテレワークだからこそ買ってよかったと感じています。間違いなく、現在のフィットネスや睡眠、健康すべてを支えているアイテムです。あと、「血中酸素濃度センサー」は、こういった時代だからこそパルスオキシメーターの代わりとして役立つのではないでしょうか。

ナイキ エア ズーム ペガサス38

まだ声高に言えるほど期間が経過していないのですが、早朝のジョギングをルーティーンに組み込むようにしています。少なからずいろんな運動をしてきたなかで実感している教訓のひとつが「ランニングシューズはちゃんと選べ」です。

ランニング・ジョギングを続けるためには、疲れず、安全に走れるシューズを選ぶ必要があります。その点、このシューズはビギナーからベテランまでバランスが良いシューズとして評価されているようです。実際それは走っていて感じますし、やはりちゃんと選ぶと愛着が湧き、続けようという気持ちが生まれます。

Fire HD 10

完全に用途限定のデバイスとして購入。主に漫画と動画視聴で使っています。

コスト以上に活躍してくれていますが、一番重宝しているのは入浴時です。上述したような生活のため「テレワークでありながら夜には肉体的に疲れている」というよくわからない現象が起きているので、回復のためゆっくりと湯船に浸かるようにしています。防水カバー着けてVtuberの配信見たり、Netflix見たり、PS4のリモートプレイでノベルゲーやったり……。もともと長風呂はあまり得意ではないので、助かっています。

WF-1000XM4

かなりミーハーなチョイスかもしれませんが、前のモデルから興味があったため、完全ワイヤレスのデビューアイテムとして発売日に購入しました。

アイテムそのものというよりは完全ワイヤレスイヤホンの感想になってしまいますが、ストレスフリーであることから、特にフィットネス中のイヤホンとしては一択だと思います。脱着時に気をつけるぐらいで、装着中に取れてしまうような不安感はほぼありません。コーデック対応の問題でiPhoneでは音質を引き出せていませんが、それでも十分満足しています。

音楽は好きなんですが、だんだんと「音楽だけを聴く時間」を作りづらくなってきました。このイヤホンがあるおかげで「音楽を聴くためにちょっと外を散歩しよう」というきっかけが生まれています。

ノートパソコンスタンド

大したものではないのですが、新生活がいい感じなっていくにつれて、退勤後はなるべく仕事用の端末を視界に置いておかないよう工夫するようになりました。クローゼットにしまったりもしていたのですが、利便性も考えてこちらのアイテムを購入。現在は退勤時間が来ると即座にチャットで「お疲れ様でした」と打ち、デスクの端に仕事用のパソコンを立てています。

結果的に「仕事しやすい環境」になっていた

以上が、私の新環境づくりのストーリー的なものです。

多くの人にとっていろいろな変化が訪れている時代かと思いますが、私の場合は間違いなく良くない変化でした。働き方の変化への対応遅れ、参加できなくなったライブイベントの数々、ストレスによる過食など……、加えて、北海道に帰ってくることになった決定的な理由も好ましいものではありません。

引っ越しから新しい環境を作るにあたり、仕事を中心に据えるつもりにはとてもなれませんでした。健康やストレスフリーを意識していると、結果的に「仕事しやすい環境」になっていた、といったところです。そもそも環境づくりに着手する気になったのも、慣れ親しんでいて、家族もいる北海道に帰ってきたからなのかもしれません。

もちろん余裕があるならばハイパフォーマンスを出すための環境を作ってもいいでしょう。でも、そのことに縛られるのもいかがなものでしょうか。ただでさえ、不安になる時代です。個人的には仕事のための環境ではなく、「仕事を忘れられるほどナイスな環境」をこれからも追求しながら、安心な時代を待ちたいと思っています。

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